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特別支援教育・臨床心理学コース<専修>

特別支援教育・臨床心理学コース

特別支援学校教諭専修免許状取得、臨床心理士資格取得のための高度な専門的能力獲得を目的としたコースである。
このコースは、特別なニーズのある子どもの心身の発達を支援する専門家の養成を行う特別支援教育専修と、学校・家庭・地域など幅広い臨床の場において心の悩みや病理に対して専門的に対応する臨床心理士の養成を行う臨床心理学専修に分かれ、それぞれの実践的能力の獲得を目的としている。

特別支援教育専修
特別支援教育専修では、学部における特別支援教育コースに対応し、特別支援学校教諭専修免許状を取得することができる。現職教員をはじめとした教育活動に関わる社会人のリカレント教育も行い、現代社会における子どもの発達を特別支援教育や社会福祉の視点から研究、教育することを目的とする。本専修では、現代の学校、家庭、地域社会における子どもの発達を踏まえ、多種多様な障害児の障害の様相や発達の程度、さらには環境条件を含むその他の諸特性について正しく理解するための専門的知識と技能を養うと共に、それらに基づいて個々の障害児に適合した教育的支援の理論と技法を開発し、学校現場で即応できる高度な実践的能力の形成を目指す。
臨床心理学専修
本専修では『臨床心理士』の受験資格を取得することができる。財団法人日本臨床心理士資格認定協会から臨床心理士大学院指定制度による第1種大学院の指定を平成15年度から受けており、臨床心理士の養成を行っている。院生は、まず心の病や悩みや発達の課題の対応に不可欠な専門的理論を学ぶ。さらに、充実した臨床実習を受ける機会が与えられる。学外実習としては、複数の病院や学校、教育センターなどで年間を通して臨床心理や教育臨床のトレーニングが受けられる。学内実習としては、キャンパス内に設けられている教育相談・支援総合センター『常盤台相談室』で、心理面接やアセスメント面接、そして継続的心理療法・プレイセラピーを実践する環境が整っており、ケース毎のスーパーヴィジョンも受けることができる。修了後、臨床心理士として即活躍できる専門家の育成を目指している。


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