修了後の進路
教育学研究科が改組された平成23年度から平成26年度までの入学者のうち、現職教員はその約2割を占めています。これらの教員の約9割は、神奈川県下にある学校に勤務しています。
平成25年度の大学院修了者の進路の内訳は、現職者24.8%(そのうち教員が23.8%)、教員35.6%、教育関連職5.9%となっており、これらの教員及び教育関連職に従事する者が65.3%を占めています。このほかに7.9%の留学生が帰国し、日本語学校教員をはじめとする母国での就職を考えていました。
修了生の進路として挙げられている「教育関連職」の内訳をみると、具体的には矯正教育従事者(法務技官)、海外技術者研修事業従事者、学童保育指導者、教育系出版社編集業務従事者、保健医療従事者(心理相談員等)、キャリアコンサルタント等があります。
また、平成8(1996)年4月より設置された東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科に進学し、教科教育学をはじめとする教育関連分野の大学教員や高度な専門職従事者を目指し、さらに研究を継続する者も毎年輩出されています。